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2007年5月30日 (水)

プロフェッショナルとは

プロフェッショナルとは

「次の依頼が来ること」


と<彼>は答えた。


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NHKの「プロフェッショナル」 今回は装丁家の鈴木成一。

「鉄道員」や「百夜行」や「ブリジットジョーンズの日記」や
もう「え?これも?」といった幅の広さで
数多くの装丁を手掛けているデザイナー。

1か月に60册の装丁の依頼がある。

その真摯な仕事っぷりに感動

なんか無愛想なところもいいな。


テレビを見ながら速記の如くペンを走らせる私。以下、メモ。
(我が家は昨夏の落雷事件以来、ビデオが壊れているのです)

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◆答えは本の中にしかない

「飾りで気を惹かない。そういう本はたくさんあるから。
その本の個性を見つけだし、際立たせる。
その本にとって一番シンプルで明解なものを表す。」

茂木さんの
「マーケットで勝ち抜くにはマーケットを調べろと言われますが、
そうではないと?」

という問いには

「こういうものが流行っているのでこれと同じようなものを作って下さい、
という依頼をする編集者もいる。

だけどそういう本って売れたためしがない。

答えは本の中にしかない」


村上龍の言葉

「デザインのセンスがある人はいっぱいいる。
だけど本のコンテンツをちゃんと読み込んで作ってくれている人は
鈴木成一しかいない。初めてカバーを作ってもらいたいと思った人」


◆装丁には正解がある

「このデザインが正解かどうかは分からなくても
これが正解だと思わないと情熱をかたむけられない」


◆向き不向きは他人の方が分かっている

「今まで雑誌のデザインをしたり
CDのジャケットのデザインをしたこともあった。
だけど続かなかった。

というのは次の依頼がこなかったから。

向いていないことは世の中のほうが分かってる。
やっぱり次に依頼がくるというのはとても嬉しいもんですよ」


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番組の冒頭

「なぜ鈴木成一に仕事を依頼するのですか?」という問いに

ベテランと思しき中年の編集者は

「想像通りのものが想像以上に出来上がってくるからです」


と興奮ぎみの笑顔で答えた。


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これ以上ない褒め言葉だなと思った。


自由に作品を発表するのではなく
「依頼」を受けた上で、ものづくりをしているのなら
この言葉ほど制作者冥利に尽きる言葉はないと思った。

「この人と仕事ができて幸せ」

という満足感が
番組内に登場した仕事関係者みんなから伝わってきて

プロフェッショナルとは
「こういうことなんだな」と思いました。

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