2月はいつも再スタート。
もともとイラストレーターになりたかった私は
デザイナーとして就職する以上忙しいのは重々覚悟した上で
でもイラスト制作の時間が確保できそうな「クライアント」側の企業への就職を考えました。
いくらその会社の規模が大きくても発注される側であっては
クライアントの意向ありきで修正も突如発生するだろうし
自由な時間がとりにくいと思ったのです。
最初は自分のイラストを活かせる文具メーカーのデザイナーを目指したんですが
(内定はいただきました)
自分が精魂込めて描いたイラストを起用した商品が売れなくて
店頭で埃をかぶっていたらいたたまれないな・・・と思ってしまい
(どんだけイラストが大事なんだって話ですが)
ならばイラストとは関係のない、
「これは仕事」と割り切れるであろうパッケージデザイナーに進路変更しました。
こうして美大生としては?かなり真面目に就職活動をした結果
無事ライオンちゃんから内定をいただいたのですが
就職1年目のお正月に「絶対に30歳までにフリーランスのイラストレーターになる」
という目標を掲げました。
というのもライオンが長く働けそうな職場環境だったが為に
気を抜いたら安穏の地を選んでしまうだろうなぁという怖さがあったのです。
かくして入社2年目からこそこそとイラストの売り込みを始めたのですが
パッケージデザイナーとして勤務するライオンにもフリーのパッケージデザイナーや
デザイン事務所からの売り込みがありました。
でもブックに入っている作品は自身の最も出来のいい作品であって
アベレージが判断しにくい。そうなると予算都合であまり冒険できない場合等は
ココに頼むと確実に一定レベル以上の物を仕上げてくれるという安心感から
なじみのデザイン事務所に仕事を頼んでしまう・・・というのを目の当たりにしたのです。
これはイラストにも同様の事が言えると思い
(それに私は企業の社員だし)
まずは愛読しているものの中から読者モニターや読者ライターの募集をしている媒体を探し
更に自分が会社員(デザイナーではあるけどOLというのが売りだと思い)であることを
最大限に活かせる媒体にしぼり、
まずは読者モニターになってから売り込みをしたり
読者ライターではなく読者イラストレーター希望ですと言って売り込みをしたりしました。
(先日、いつもの同業女子メンバー(白ふくろう舎さんとカツヤマケイコさん)と
どうやって売り込みをしたかというハナシで盛り上がったのですが
三者三様でみなガッツがありました笑 ガッツ大事!)
そんな「はじめの一歩」があっての今。
28歳の1月末でライオンを退社し、2月の最初に打ち合わせに行ったので
長い休みを取る間もなくフリーランス生活に突入してしまったんですが
不安より希望の方が大きかったんですよね。うんうん。
あれからまる7年経って、いよいよ8年目。
努力もしたけど、運にも助けられてここまで来ていると思います。
今年はとにかく仕事に邁進したい。
いつにも増して仕事へのやる気がハンパないです(笑)
やるぞーーーーーーーーー
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