プレゼント

今回の「ミーハークローゼット」は、10年間イラストレーターとして頑張ってきた私への神様からのプレゼントなんじゃないかな〜と思っています。

１年前まで「美人百花」で連載していたものをまとめた形（さらに描きおろしを加筆）になってますが
連載当時は書籍化なんて思ってもみなかったもの。


昨日、書店まわりもさせていただいて
書店員さんからかけていただく嬉しい言葉は、

いまの私と、そして７年前のしょぼくれた私にもかけてあげたい。

すべての新刊が新刊コーナーに置かれる訳ではないにも関わらず
７年前はじめて著書を出したときはどの書店でもひっそりとした扱いに（←当たり前）がっくりと肩を落としたものでした。

毎回本を出す度に思い出す、あのときの苦くて悔しい気持ちは
ふだん感謝の心を忘れがちなアホな私へのいい戒めとなっているのも事実。


あの苦い経験がなければ、本を出させてくれる人・売り場を作ってくれる人がいてこそ読者の元に届くということに気づけなかった気がします。

関わってくれた皆さん、買ってくれた皆さんに感謝、感謝です。

ありがとうございます！

最初から売れなくてよかった。

おかげで毎回、感謝して感動できる。

本当に無駄な経験ってひとつもないですね。